和慈羽袖
Dec
15
2019

AUTUMN COLLECTION “拾玖丿零肆”

和慈羽袖

斜塔を背負う 和慈羽袖

ピサの斜塔をモチーフとしたゴブラン織を背中に大きく配した和慈羽袖。
表地のベースは、深いグリーンのトランスグレンチェックのウール素材です。格子状に走る赤いラインの方に目を向けがちですが、濃グリーンの中には細かい黒のグレンチェックも敷き詰められています。表情に微かな立体感があり上品で、柔らかな肌触り。背中のゴブラン織も細密で、ピサの斜塔の描写は美しくリアルです。前の衿にも同じゴブラン織を配して、後ろ姿への伏線としています。
多くの方々から どのような構造なのか?と不思議がられる和慈羽袖は、特許製品です。大きな羽の様な袖を持つ羽織の プレーンな形態から、ボタンを外した大きな袖を肩に掛けることで、変幻自在な着こなしと、それによって生まれる美しいドレープを楽しめるのです。
ダークブラウンの綿の裏地は軽く柔らかで、変わり織の表情が表地との釣り合いを保ちつつ、表の上質さを引き立てています。さらには脇ポケットなど、使い勝手の良い工夫も随所に凝らしました。
知性と個性がせめぎ合っているような きちんと感、羽織としてもコートとしても使える万能性、洋装をもカバーする合わせやすさと、実りの多い和慈羽袖に仕上がっています。
羽織紐には、茶蝶貝のシェルビーズや マーブル・ルーサイトのヴィンテージビーズで仕上げた かなめ玉・フックを、ノーブルにコーディネートしています。

WAZIHASODE with a large gobelin weave on the back with the Leaning Tower of Pisa motif.
The outer fabric is deep green, transglen-check wool.
What kind of structure is it from many people? WAZIHASODE is a patented product. From the haori style with large winglike sleeves, you can enjoy various styles by putting the large sleeves without buttons on the shoulder. The drape created by this is also beautiful.
The front fastening accessory is KANAMEDAMA made of shell beads from the brown pearl oyster or vintage beads from Marble Lucite.

《2019 AUTUMN COLLECTION》

【和慈羽袖】
No.HAA0056
Material〈表〉毛 95%, ナイロン 5%
〈裏〉綿 100%
〈部分〉綿 50%, ポリエステル 50%
Size百(フリー)
Price80000
Limited1点
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【かなめ玉・フック】
No.RUB0008
Material茶蝶貝, アクリル 他
Price7000
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