AUTUMN COLLECTION “拾玖丿零漆”

ゼブラ・ニットの羽袖

綾に織られた白黒のいびつな縞模様を柔らかく纏わせる和慈羽袖。
和慈羽袖は、羽のように大きな袖を肩や首に掛けたり、或いは後ろに流したりと、大きな布を自在に纏うが如く、着こなしのパターンが無数に生まれる特許製品です。
このゼブラのような白黒の縞を斜めに走らせた表地は、ニットのように柔らかく 太めの糸で織られています。したがって、この大きな袖を 肩へと回し掛けると、ふんわりとした陰影があり、ゆったりと美しい立体感が生まれるのです。 しかし、白と黒のみの配色なので キレがあり、ぼってりとした野暮ったさを匂わせませず、キレ味と優雅さを共存させています。
また、ニットのように太糸の織物は、衿などで膨らみが生まれ ボテっとしがちですが、それもありません。スッキリ見せたいところはスッキリと仕上がっているのです。薄い黒の綿裏地を合わせ、ポケットも潜ませています。
ご覧のように、柄ON柄の高難易度な組み合わせながら、無理がなく、エレガントさすら漂わせてくれます。実は、万能な使いやすさがあるのです。
羽織紐としてコーディネートしたヴィンテージビーズの かなめ玉・フックも、そこはかとなくエレガントな方向に誘ってくれていますね。

WAZI-HASODE can be worn over the shoulders and neck, or in the back, as if a large piece of cloth is wrapped around it.
This zebra-like black and white diagonal striped outer fabric is woven with soft thick threads. Therefore, when this large sleeve is rolled around to the shoulder, it has a fluffy shadow and creates a comfortable and beautiful three-dimensional feeling. However, the color scheme is only white and black, so it has sharpness, doesn’t smell unrefined, and combines sharpness and elegance.